以前、現場ブログでもご紹介していました
雨漏りしていた瓦屋根のリフォーム「瓦屋根の葺き替え工事」
の施工現場の様子をご紹介します♪

現場調査の様子
瓦屋根から雨漏り発生！屋根リフォームをお考えのお客様よりお問い合わせをいただきました【現場調査】

施工前の瓦屋根

瓦屋根全体に歪み、ガタつきが見られました。
瓦を差し替え、補修しているところが数か所あります。
屋根の三角のてっぺんに設置されている「棟瓦」にもガタつき、歪みがありました。

瓦屋根と、下屋根はトタン屋根の瓦棒葺きになっていますが、今回葺き替え工事を行うのは瓦屋根のみです。

瓦屋根葺き替え工事スタート

屋根の葺き替え（ふきかえ）工事とは、屋根全面を新しくリフォームする工事になります！
現在の屋根を全て撤去し、新しい屋根材に交換します。
今回は新しい屋根材も「和瓦」を選んでいただきました。

瓦を外していきます。
取り外した瓦は全て撤去します。

築年数が経っていますので、当時の施工では防水シートは設置されていなく、「トントン葺き」と呼ばれる施工法です。
水に強い木の皮が今の防水シートの役割を果たしていました。

瓦を取り外してみると、木下地は傷んでいました。
葺き替えするにあたり、新しい木下地を設置します。

新しい木下地の上に瓦用の防水シートを貼っていきます。
防水シートは、タッカーと呼ばれるホッチキスのようなもので止めて固定します。

防水シートに縦の線と点々があるのがわかるかと思いますが、防水シートの上に瓦桟を設置しても、防水シートと瓦桟の間にすき間が出来るようになります。
横一列に設置させた瓦桟に流れてきた雨水が溜まり、瓦桟や防水シートを腐食することがあります。それを防ぐために、防水シートと瓦桟の間にすき間を作ることで、雨水を流してくれます。

防水シートの上に瓦桟（かわらざん）、または桟木（さんぎ）と呼ばれている木材を並べて設置します。
瓦桟は設置する瓦を固定し、瓦と瓦の重なりを均等にすることで雨の侵入を防ぐ役割があります。

新しい瓦を取り付けていきます。新しい瓦は「三州瓦」のカラーは「銀黒」です★☆
横向きに並べて設置した瓦桟（細い木材）に瓦をステンレス製の釘で固定していきます。

屋根の端(ケラバ)には袖瓦を設置しました。

袖瓦は風の影響も受けやすい箇所です。ステンレス製のビスでしっかりと固定しています。

屋根の先端の軒先瓦も袖瓦と同じく、ビスでしっかりと固定しました。

今回はここまで！

棟瓦の設置・取り合い水切り金具の設置の様子を
現場ブログにて投稿しますので、また見てください～♪

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