こんにちは!街の屋根やさん富山店です。
全国的にも高いシェアを誇るスレート屋根。富山県内でもスレート屋根のお家はたくさんありますね。
今回はスレート屋根が雨漏りを引き起こす原因をご紹介します!
スレートとは厚さ5mmほどの薄い板の屋根材になります。
天然スレート
粘板岩などの天然石からつくられた屋根材になります。耐久性が高く、色褪せにくいのが特徴です。価格も高く、施工にも高い技術が必要になります。東京駅の屋根が天然スレートになります。
化粧スレート
天然石ではなく、セメントで加工された屋根材になります。軽量なので耐震性に優れています。また、他の屋根材と比べても価格が安くなります。一般的な建物では化粧スレートが使われています。
化粧スレート材にはアスベストが含まれているもの、含まれていないものがあります。
スレート屋根は表面に施されている塗装が防水の役割を果たしています。しかし、スレート屋根を施工してから年月が経つと経年劣化により、表面の塗装が剥がれてきます。塗装が剥がれてしまうとスレートが雨水を吸ってしまい、膨張・乾燥を繰り返します。その結果スレートにひび割れや浮きが発生し、そこで出来た隙間から雨水が屋根の内部に侵入し、雨漏りを引き起こします。
スレート屋根はスレートを釘を使い固定しています。その釘はスレートの下にある屋根の下地材まで貫通させて固定しているため、釘穴から雨水が入り込み、雨漏りを引き起こします。
水切り金具・・・雨水をスムーズに流すために設置する金属板になります。
・棟板金は金属系の屋根やスレート屋根の棟部分に設置する水切り金具です。屋根の面と面の間に棟板金をかぶせることで、雨水が入り込まないようにしています。
・谷板金は屋根の面と面をつなぐ、谷になっている部分に設置されており、「谷樋(たにどい)」とも呼ばれています。屋根の面に降ってきた雨水は谷板金へと流れ、谷板金から横樋や竪樋へと流れて下水・地上へと排出される仕組みになっています。
・取り合い水切りは玄関や一部が二階建てになっている場合、屋根と外壁の取り合い部分に設置します。
壁を伝って落ちてきた雨水が結合部分から屋根に入り込まないように、取り合い板金で排水します。
屋根の接続部分は雨漏りをしやすい箇所になるため、雨仕舞として水切り金具が設置されています。そのため、水切り金具の劣化や施工不良があると雨漏りを引き起こす原因になります。
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