2024.11.05
こんにちは!街の屋根やさん富山店です。 瓦屋根といえば、黒く光っている屋根を思い浮かべませんか??富山県内では昔から「瓦屋根」のお家が多いようです。富山県内では黒く光っている瓦屋根のお家が並んでいるのは見慣れていると思いますが、県外に出かけた際には黒く光る屋根はあまり見かけること…
メリット
思い入れのある瓦をそのまま利用し、外観は変えずに屋根のメンテナンスが可能です。葺き直しでは既存の屋根材を再利用することで、屋根材の処分撤去費用がかかりません。
デメリット
葺き直しでは既存の瓦をそのまま利用しますが、破損している瓦がある場合、新しく同じ瓦が手に入らないことがあります。その部分だけ違う瓦になってしまうこともあります。
・屋根材を支える野地板やルーフィング(防水紙)の劣化
屋根材を支える野地板や、野地板の上に貼っているルーフィング(防水紙)は耐用年数が20年程度になります。年数が経過し、野地板とルーフィングの劣化を放置してしまうと、室内へ雨漏りする可能性があります。直ちにメンテナンスが必要です!
・漆喰の劣化
瓦屋根の棟と瓦の間の隙間を埋めている、白い部分が「漆喰」(しっくい)です。漆喰も耐用年数は20年程度になります。劣化して漆喰が崩れてしまうと、固定されていた瓦が動きやすくなり、瓦の割れや欠けにもつながります。瓦がズレや割れが発生していると、強風や地震などで瓦が落下する可能性もあるので非常に危険です!
・日本瓦
(釉薬瓦・いぶし瓦・素焼き瓦)
・天然スレート
(「粘板岩(ねんばんがん)」「頁岩(けつがん)」など天然の石を使用した屋根材)
日本瓦と天然スレートの耐用年数は50年程度と寿命が長いので、葺き直しが可能です。
天然スレートを使用されている建物は数少ないので、一般的に葺き直し工事が行われるのは日本瓦の屋根になります。
同じ瓦屋根でも葺き直しができない瓦もあります!
・セメント瓦・・・モルタルという素材でできています。その表面に塗ってある塗料を定期的に塗り直す必要があります。
・金属瓦 ・・・金属なので形が変形してしまう恐れがあります。
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