屋根の下はどうなっているの?「屋根下地」|高岡市・射水市の皆様へ
こんにちは!街の屋根やさん富山店です。
屋根といえば、瓦屋根やガルバリウム鋼板などの金属屋根、スレート屋根などの屋根材のところに目が行ってしまうと思います。
瓦やスレート、ガルバリウム鋼板などの屋根材の下ってどうなっているのでしょう??
屋根材の下の部分は普段目には見えない場所ですが、建物を雨漏りから守り、屋根を支えているのが
「屋根の下地」です。
屋根は一般的に、一番下に
野地板を張る→ルーフィング(防水シート)を重ねる→屋根材を葺くこのような順番で施工していきます。
「屋根の下地」というのは屋根材を除く
野地板と
ルーフィングのことを指しています。
屋根の骨組みにあたる「垂木」の上に
野地板を設置します。
垂木の上に野地板を貼ることで屋根に平らな面を作り、屋根材(瓦・ガルバニウム・スレートなど)を支えています。
野地板があることで、
ルーフィングと屋根材は固定されています。
屋根の上を歩いてブヨブヨと沈みが出る箇所があれば、野地板傷んでいるサインです!早急にメンテナンスする必要があります。
野地板が腐食している場合、屋根の骨組みの垂木も腐食していることがあります。その場合には垂木も補修が必要になります。
重ね張り
既存の野地板の上から新しい野地板を重ねることにより、屋根下地の強度が増すこと、既存の野地板の状態が良好であれば重ね張りが可能です。既存の野地板の撤去費用もかからないので、コストを抑えることができます。
張り替え
既存の野地板を撤去し、新しい野地板に交換するメンテナンスになります。既存の野地板の腐食が激しい場合は重ね張りではなく、張り替える必要があります。屋根全面の張り替えだけではなく、腐食している箇所のみ張り替えることも可能です。
施工事例
▶氷見市にて、屋根コロニアルの色あせ,割れ、雨漏りのカバー工事!石目調柄セネター!!
どの屋根材にも防水機能があり、雨水などの侵入を防ぐ役割はありますが、
屋根材にはすき間があるため大雨や台風などの際には屋根材だけでは雨の侵入を防ぐことが難しいです。
そこで、
屋根の隙間から侵入した雨水からお家を守ってくれるのがルーフィングになります。
屋根材などと同様に、ルーフィングも経年劣化していきます。
屋根材のズレや割れなどの不具合が出ている場合には、防水シートが雨水に晒される量も多くなってしまうので要注意です。
瓦屋根の場合
瓦屋根は瓦自体の耐用年数がとても長いのですが、下地部分の耐用年数は瓦よりも短いので、下地部分のメンテナンスは必要になります。瓦屋根の場合には屋根の下地部分の修繕を行い、既存の瓦屋根を再度利用する葺き直し工事が可能です!
スレート屋根・金属屋根の場合
既存の屋根を撤去して新しい屋根材を設置する葺き替え工事を行う際には既存の屋根材、ルーフィングを撤去し、新しいものに交換します。野地板にも傷みが見られる場合には修繕します。
カバー工法(重ね葺き)を行う際には、既存の屋根の上から新しいルーフィングを張っていきます。
屋根の下地部分は普段外からは見えない部分なので劣化の状況を確認できません。雨漏りなどのトラブルが発生したときに、はじめて屋根の下地部分の劣化や腐敗を発見することが多いです。
下地部分の劣化がひどくなると、屋根の骨組みにあたる「垂木」まで腐敗が広がってしまう可能性もあります。
定期的に屋根の点検とメンテナンスは必ず行いましょう!!
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