こんにちは！街の屋根やさん富山店です🏠

冬になると気になるのが、屋根に積もった雪。
特に瓦屋根の場合、雪が一気に滑り落ちることがあり、

「お隣の敷地に落ちてしまわないか心配」
「通行人に当たったらどうしよう」

と、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

今回ご相談いただいたのも、
屋根から滑り落ちる雪がお隣様の敷地へ落ちないようにしたい
という、思いやりからのご依頼でした。

雪止めが付いていない瓦屋根の状態

現地を確認すると、屋根はS字瓦と呼ばれる瓦屋根でした。
S字瓦は、波のような形をした瓦で美しいですね。

この屋根には雪止め瓦や雪止め金具が一切設置されていない状態でした。

雪止めがない場合、屋根に積もった雪は、気温が上がったタイミングや日が当たった瞬間に
一気に滑り落ちてしまう危険があります。

雪止めネット「ゆきもちくん」とは？

ゆきもちくんは、細かく編まれた厚みのあるネットで、屋根と雪の間に大きな摩擦（引っかかり）を作ります。これにより雪がネットに噛みこみ、屋根から滑り落ちるのをしっかり防いでくれます。

この雪止めネットは、
・日本国内製造
・サビに強い加工
・高い耐久性

といった特徴があり、長く安心して使える製品です。

雪止め瓦の設置

まずは、横２列のみ雪止め瓦へ差し替えを行います。

差し替えた雪止め瓦は、
ズレや飛散が起きないよう、
しっかりと固定していきます。

雪止めネット「ゆきもちくん」の取り付け

屋根の先端部分では、雨どいにステンレス線を使って丁寧に固定します。

ゆきもちくん設置完了

雪止め瓦と雪止めネットを設置したことで、屋根の雪は一気に落ちることなく、屋根の上にしっかり留まる構造になりました。

これにより、
・お隣様への雪落下の心配
・通行人への危険
・雨どい破損のリスク

を大きく減らすことができます。

屋根に雪止めは付いていますか？