アスファルトシングルはアメリカやカナダでは最も一般的な屋根材として、8割以上シェアされています。ハリウッド映画でもアスファルトシングルの屋根のお家がよく見られるかと思います。アメリカではDIYされる方も多いので、軽量かつ加工しやすいアスファルトシングルは支持されているようです。
日本では昭和29年、アメリカから砂付きルーフィングの裁断技術を導入して製造をはじめています。その頃のアスファルトシングルは、フェルト紙の両面に良質のアスファルトを塗布し、表面に色砂を定着させたものでした。フェルト紙を使用していたため火に弱く、日本の防火地域や準防火地域では使用できない屋根材でした。
現在のアスファルトシングルはガラス繊維など不織布にアスファルトを含浸・コーティングし、その上に砂粒で表面を着色して製造されるのが主流となっています。フェルト紙ではなくガラス繊維を使うことで耐久性、耐火性も高くなりました。
メリット
・価格が安い
・防水性、防音性に優れている
・加工がしやすい
柔らかく、薄いシート形状の屋根材なので加工がしやすいです。
・軽量のため、耐震性がある
他の屋根材と比べると軽量なので、建物自体への負担が少ない。
・割れたり錆びたりしない
屋根瓦のようにひび割れの心配もなく、金属屋根のように錆びてしまう心配もありません。
・部分補修ができる
デメリット
・定期的なメンテナンスが必要
耐用年数は製品にもよりますが、10〜20年程度です。塗装によるメンテナンス、葺き替え、カバー工法による葺き替え等が必要になるので、ランニングコストはかかってしまうかと思います。
・強風でめくれたり剥がれたりする恐れがある
・表面の石が取れることがある
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