皆さん、お家の屋根といえばどんな形を思い浮かべますか?
アニメやイラストでも定番の三角の屋根、「切妻屋根」を思い浮かべる方も多いかと思います。
切妻屋根は日本で最も多い屋根の種類になります。そして世界中で最もスタンダードな屋根として古くから愛されています。
屋根を上から見てみると長方形の面が二つあり、二面を大棟ひとつでつなぎ合わせたシンプルな形状をしています。
妻側から見ると二等辺三角形に見えることから、三角屋根とも呼ばれています。
そして家の妻(端)を切った形状をしているため、切妻屋根になったようです。
妻を切る!?
なんて驚いた方もおられるかと思いますが…
妻という言葉を調べてみると
「つま(端)」と同じく、中心からみて他端のもの。人間関係では配偶者のことを指し、家屋の「つま(つまや)」にいる人
だと言われています。刺身のつまも中心から見て他端のものになりますね。
そんな目にする機会が一番多い切妻屋根にはたくさんのメリットがありますよ!!
メリット
・施工費用、メンテナンス費用が安い
長方形が二面で構成されているシンプルな形状の為、施工の手間も少なく費用も抑えることができます。
・雨漏りのリスクが少ない
雨の浸入口になりやすいのは屋根の頂点にあたる棟(屋根の面と面を繋ぎ合わせる接合部分)です。棟が少なければ雨漏りのリスクが少なくなります。切妻屋根は棟が中央1箇所のみになるので、雨漏りには強いと言えるでしょう。
・通気性に優れている
切妻屋根は屋根裏のスペースを広くとることが出来るため、通風口を取り付ける場所を確保しやすい特徴があります。それにより湿気や熱気を排出してくれて通気性を良好に保つことができます。
・どんなデザインでも似合う
屋根の形状がシンプルなので和風、洋風、和洋折衷とどんなデザインでも似合います。屋根がシンプルだと個性を出すのが難しいと思われるかもしれませんが、屋根以外の部分のデザインにこだわることで個性的な家づくりを実現することが出来ますよ。
デメリット
・妻側の壁面が弱い
妻側の壁面には軒が無く、他の壁面に比べて雨や紫外線が当たることになります。そのため妻側の壁面の劣化が進みやすいです。雨や紫外線を受けることで雨漏りのリスクや塗装が剥がれてくることがあります。
そのためお早めのメンテナンス、点検をおススメします!!
切妻屋根はシンプルな形状のため、施工の手間も少なく経済的で雨漏りにも強く強通気性にも優れています。
メリットが多くデメリットが少ない魅力的な屋根の形状だからこそ、今でも多くの方が切妻屋根を選ばれるのでしょう!
メリットが多い切妻屋根ですが、定期的に点検されていない方はご注意を!
定期的に点検とメンテナンスをしていきましょうね!!
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん富山店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2024 街の屋根やさん All Rights Reserved.