こんにちは!街の屋根やさん富山店です。
お家の屋根にはいろんな形状がありますので、街の屋根やさん富山店のコラムでご紹介しています!
今回は「入母屋屋根」(いりもややね)をご紹介していきたいと思います。
メリット
・耐久性に優れている
どっしりとした風格と安定感がある見た目のとおり、しっかりとした構造になっています。
寄棟となる部分は4方向に軒があるため、外壁が風の影響を直接受けにくくなります。
どの方向からの風にも対応できて、強風にも動じません。
雨仕舞(建物の中に雨が入らないように防ぐ施工をすること)もしっかりできるので、雨などによる劣化も遅らせることができます。
・通気性が高い
切妻屋根の長所を取り入れているので高低差のある広い屋根裏を使い、空気の流れを効率よく作ることができます。
それに加えて屋根裏に広い空間を確保することで断熱性も高くなります。
エアコンなどで調整した空気を外に逃がさず、光熱費も抑えることができます。
デメリット
・雨漏りするリスクが高い
入母屋屋根は複雑な構造をしているため、雨漏りのリスクが高くなります。屋根の接合部や谷、隙間などから雨漏りすることが多いです。
複雑な構造だと雨漏りの原因を特定することが難しいです。そのため、シンプルな屋根形状に比べて調査費用や施工費用が高くなることもあります。
・耐震性が低い
入母屋屋根は切妻屋根と寄棟屋根が合わさったような形状をしているため、屋根が重たくなります。屋根の重量は住宅の耐震性に影響しているので、耐震性能はあまり良くありません。
入母屋屋根のお家には瓦を選ばれることが多いのですが、耐震性能に不安や心配がある方はガルバリウムのような金属屋根やコロニアルのようなスレート屋根など軽量の屋根材に葺き替えるのも良いでしょう。
・施工費用、メンテナンス費用が高い
入母屋屋根は形状が複雑なことから、施工にも手間が掛かります。初期費用もメンテナン費用も高くなることが多いです。
入母屋屋根は見た目だけではなく、切妻屋根と寄棟屋根のいいところが合わさっています。
その反面、複雑な構造になっているため雨漏りのリスクや耐震性能の低さやコストがかかってしまうなどの弱点はありますが、入母屋屋根は唯一無二のかっこよさが魅力的ですね。
複雑な構造をしているからこそ、こまめに点検やメンテナスをしていきましょうね!
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