こんにちは!街の屋根やさん富山店です。
本日も屋根の種類、形状についてお話したいと思います。
「差し掛け屋根」と「招き屋根」は同じ屋根の形状として扱われることも多いのですが、実際には別の形状の屋根になりますのでご紹介していきます!
「差し掛け屋根」と「招き屋根」、この二つをを組み合わせた屋根形状の建物もあります。
切妻屋根の頂点をずらして屋根の片面が長く、片面が短くなっている屋根形状が「招き屋根」(まねきやね)です。
アシンメトリーで個性を感じる外観ですね!
「おいで」と手招きしているような見た目から、「招き屋根」と呼ばれています。
メリット
・雨漏りするリスクが少ない
屋根の片面が長く、片面は短いですが切妻屋根と同じ構造をしているため、雨漏りするリスクも少ないです。雨の浸入口になりやすいのは屋根の頂点にあたる棟(屋根の面と面を繋ぎ合わせる接合部分)です。棟が少なければ雨漏りのリスクが少なくなります。棟が中央1箇所のみになるので、雨漏りには強いと言えるでしょう。
・スペースを有効活用できる
招き屋根は屋根の片面が長いので、片流れ屋根のいいところも併せ持っています。
屋根の傾斜に沿って勾配天井にすることで部屋が広くなり、開放的な空間が作れます。
屋根の勾配を高くすることによって、屋根裏のスペースにロフトや趣味部屋、天井収納などを作ることも可能です。
近年人気のある平屋住宅では、高い位置に窓をつけることで家全体が明るくなり風通しもよくなります。
それぞれの生活スタイルに合わせたいろんな設計のバリエーションが生まれますね!
・施工費用、メンテナンス費用が安い
長方形が二面で構成されているシンプルな形状の為、施工の手間も少なく費用も抑えることができます。
招き屋根は切妻屋根と片流れ屋根のいいところを併せ持った屋根形状になります。
そのためメリットがたくさんでとても魅力的ですね。
個性的なデザインを好まれる方にもおススメですよ!
「差し掛け屋根」(さしかけやね)は左右の屋根が段違いになって設置されている形状をしています。
見た目のとおり、「段違い屋根」と呼ばれることもあります。
メリット
・スペースを有効活用できる
招き屋根と同じく、屋根の傾斜に沿って勾配天井にすることで部屋が広くなり、開放的な空間が作れますよ。屋根の勾配を高くすることによって、屋根裏のスペースにロフトや趣味部屋、天井収納などを作ることも可能です。
・採光、通気性に優れている
屋根が段違いになっているので、段差がある壁面の部分に窓を取り付けると採光も確保しやすく、通気性もよくなるのが特徴です。屋根に湿気がこもりにくくなるでしょう。
・耐風性に優れている
向かい合う二つの屋根が支え合うような構造となっているため、切妻屋根よりも風強いといわれています。どちら側から風が吹いても風を分散させることができます。
デメリット
・雨漏りのリスク
段違いになっている構造から、屋根と壁面の接合部から雨漏りするリスクがあります。施工、メンテナンスの際には雨仕舞(建物の中に雨が入らないように防ぐ施工をすること)をしっかりとしてもらうことが重要です!
招き屋根も差し掛け屋根同様デメリットが少なく魅力的な屋根の形状ですね!
雨漏りのリスクこそありますが、日ごろから点検やメンテナンスをすることによって安心、安全な住まいづくりをしていきましょうね!
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