皆さんこんにちは!街の屋根やさん富山店です。
某お笑い芸人の方の「鬼瓦!」というギャグが頭に浮かぶ方もおられるかもしれませんが(笑)
今回は瓦屋根の「鬼瓦」(おにがわら)についてご紹介したいと思います!
瓦屋根の棟端に取り付けられている装飾瓦の「鬼瓦」(おにがわら)
恐ろしい鬼を味方につけて、鬼が厄を払ってくれる「厄除け・魔除け」のための装飾瓦になります。
鬼瓦を瓦屋根の棟端に付けることで、建物や家を守ってくれるので安心して暮らすことができると考えられています。
鬼瓦といっても鬼の面だけではなく雲や家紋、植物など様々なデザインの鬼瓦がありますが、平安時代から江戸時代までは鬼の面が多かったことから現在では鬼の面ではなくても鬼瓦と呼ばれています。
また、「厄除け・魔除け」だけではなく、棟の端を覆うことで雨の侵入を防ぐ役割もあります。
ちなみに富山県では、シンプルな鬼瓦が多いですよ!!
古代ローマの厄除けの「メドゥーサ」
シリアのプルミラ遺跡の入り口の上には、ギリシャ神話で有名な「メドゥーサ」が設置されていました。 「メドゥーサ」は怪物で、見た者を石に変えてしまう能力を持っていることで広く知られています。
恐ろしいものを置くことにより、さらなる恐ろしいことから守ろうという考えです。
その考えは日本の鬼瓦も一緒で、恐ろしい鬼を置くことで厄除け・魔除けしていますね。
漆喰の劣化などにより鬼瓦が浮いてくる、落ちてしまうことがあります。
そんな状態で放っておくと、棟の内部に雨水が入り込み、漆喰が崩れてしまいます。そうなると雨漏りの原因となってしまう恐れがあります。大規模な修理が必要になる可能性もあるので、漆喰の劣化や鬼瓦が浮いている、落ちてしまっている場合は早急にメンテナンスしましょう!!
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