屋根に設置した立ち上がり部分の壁を「パラペット」といいます。屋根の防水に重要な役割を持っています。
以前ご紹介した陸屋根の屋上には、四面に立ち上がりの低い壁があることがほとんどです。
パラペットのおかげで雨を排水溝に流すことができます。排水溝に流れ落ちた雨は排水口に流れるので、陸屋根のように傾斜があまりない屋根でも雨水をきれいに流すことができるのです。
パラペットがなければ雨が降ると屋根から壁に伝わり、外壁から雨漏りするリスクが高くなることや外壁の劣化に繋がってしまうでしょう。
片流れ屋根の軒側以外の三面にパラペットを立ち上げることで、屋根面が隠れます。パラペットで目隠しすることで箱型の四角いデザインの建物に見せることができます。切妻屋根や寄棟屋根も三方にパラペットを立ち上げることが可能です。
・パラペットの「笠木(かさぎ)」(パラペットの頂点部分に被せてある仕上材やセメントなど)から雨漏りすることが多いです。
・軒先が無いので外壁、窓のサッシなどからも雨漏りするリスクが高くなります。
外観がオシャレなパラペットですが、雨漏りのリスクも高いことがわかりますね。
劣化を遅らせるため、不具合避けるためにも落ち葉やゴミなどの定期的な清掃が必要ですね!
定期的に点検、メンテナンスを行うことが大切ですよ!!
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